(LINK)コーナー

(ブラジル編)

 ここではブラジル音楽に深い関わりのある

 作曲家、ならびにボサ・ノヴァ関連の歌手や

 ギタリストなどのホーム・ページを中心にその

 アドレスを記した。

 中には故人になっていたり、まだ開設してい

 ない人もいるが、私が関連のあると思われる

 サイトのアドレスを代わりに書いておいた。

  日本語が少ないので、翻訳ツールをうまく

  
 使ってお楽しみください。


<スポンサードリンク>

    【ブラジル音楽関連の作曲家】

Villa Lobos (ヴィラ・ローポス) 1887〜1959    

何と言っても現代ブラジルを代表する大作曲家。
  あらゆる楽器のために作品を残しているが、
  本人は特にチェロとギターに思い入れがあった
  ようだ。


Ary Barroso (アリ・バローゾ) 1903〜1964

あのラテンの名曲「サンバ・ブラジル」はじめ、
  数々のヒット・ナンバーで世界的に知られた。
  ブラジル・ポピュラー音楽界の巨人。晩年の
  頃に流行ったボサ・ノヴァは嫌いだったそうだ。


Ernesto Nazareth(エルネスト・ナザレー) 1863〜1934

ナザレーは主にショーロ形式の曲を中心に、
  数々の曲を残した。ギターなどでもしばしば
  演奏されるむ「オデオン」などが傑作として
  知られている。


 Pixinguinha(ピシンギーニャ) 1897〜1973

ブラジル人であれば知らぬ人がないほどの名曲
  「カリニョーゾ」をはじめ、ショーロの発展に尽く
  したサックス奏者兼作曲家。


Radames Gnattali(ラダメス・ニャッタリ) 1906〜1988

この人は主にクラシック畑の人であるが、非常に
  叙情あふれる作品を残している。特にあのトム
  ・ジョビンが彼から作曲に関し多大な影響を受け
  た、と言われている。


Antonio Carlos Jobim(アントニオ・カルロス・ジョビン) 1927〜1994

Bossa Nova(ボサ・ノヴァ)の創始者として、今でも
  世界中のミュージシャンに多大な影響を与えつ
  づけている。一般に“Tom Jobim”(トム・ジョビン)
  と愛称を持って呼ばれている。


Vinicius De Moraes(ヴィニシウス・ジ・モライス) 1913〜1980
 
本業は外交官だったが、作詞家としても早くから
  その才能が認められていた。世界的ヒッになった
  「イパネマの娘」の作詞者としてあまねく知られて
  いるが、作曲したものもある。

<スポンサードリンク>

    【ボサ・ノヴァの演奏家】

Joao Gilberto (ジョアン・ジルベルト) 1931〜

何と言っても Bossa Nova (ボサ・ノヴァ)と言えばこの人。
  70歳を過ぎても衰えるどころか、その歌声とギターの演奏
  には、ますます磨きのかかった芸術を聴かせてくれる。


Carlos Lyra (カルロス・リラ) 1939〜 

ジョアン・ジルベルトと同時代で 、Bossa Nova(ボサ・ノヴァ)
  全盛期をささえた万年青年。最近では、娘の“ケイ・リラ”が
  父の後を継ぐように、盛んに活動している。


Chico Buarque(シコ・ブアルキ) 1944〜 

この人もBossa Nova(ボサ・ノヴァ)を語るとき忘れられない
  一人。今でも現役で歌っており、時代に合わせ作風も変え
  幅広い層から支持を得ている。彼の姉のミューシャはジョア
  ン・ジルベルトの元妻である。


Nara Leao(ナラ・レオン) 1942〜1989 

ある意味Bossa Nova(ボサ・ノヴァ)の誕生はこの人なくし
  ては無かったかも知れない。当時の駆け出しのミュージ
  シャンはすべて彼女の自宅のサロンから始まったのだか
  ら・・。残念な事に、これからと言う時に逝ってしまった。


Caetano Veloso (カエターノ・ヴェローゾ) 1942〜

ブラジル北東部のバイア州出身でジョアン・ジルベルトの
  弟分。しかし、兄貴分よりブラジルでは知名度、人気とも今
  でも抜群だ。1970年代の軍政に反対する歌などで、追放
  されるも、かえって当時の若者たちに絶大な支持を得た。

<スポンサードリンク>

    【ブラジル系ギタリスト】

Canhoto(カニョート) 1887〜1928

ブラジル系ギター音楽の元祖的存在の人。
  当時録音されたオリジナル曲が数曲残され
  ているが、どれもその後のショーロやボサ・
  ノヴァなどに通ずる原型を感じさせる。


Garoto(ガロート) 1915〜1955 

この人は後のボサ・ノヴァの成立に非常に
  大きな影響を与えた。カルロス・リラは彼の
  ギターの弟子だった。当時としては画期的
  なハーモニーのギター曲を残している。



Dilermando Reis(ジレルマンド・レイス) 1916〜1977 

ブラジルのギターを語る時、忘れてはなら
  ないのがこの人。特にサンバ・カンソンや
  ショーロ風なギターソロに佳曲を書いてい
  る。


Laulindo Almeida (ローリンド・アルメイダ) 1917〜1995

典型的なブラジル系ギタリスト。クラシック
  からショーロ、サンバ、ボサ・ノヴァ、ジャズ
  までこなすオール・ラウンド・プレイヤー。


Luiz Bonfa(ルイス・ボンファ) 1922〜2001

ここではH・Pが無いので、ボンファにかけ
  ては恐らく世界一の蒐集家の京都大学の
  安岡氏のサイトを紹介しておく。特に氏が
  開設している「Radio Bonfa」のアドレスも載
  っているので是非聞いてほしい。  


Paulinho Nogueira(パウリーニョ・ノゲイラ) 1927〜2003 

トップ10でも取り上げているけれど、最近
  専門のH・Pが出来たのは喜ばしいことだ。
  今後、彼のレコードが復刻されるのも遠い
  日ではないかと思う。 


Baden Powell(バーデン・パウエル) 1937〜2000

ここのサイトはかなり充実している。最近は
  日本語にも対応していて、尚良くなった。
  楽譜も一部ではあるがダウン・ロード出来
  て、バーデン・ファンなどは必見。 


Rosinha De Valenca(ロジーニャ・ジ・ヴァレンサ) 1941〜2004

かつて“女バーデン・パウエル”などと云
  われた。たしかに男まさりのギターテクを
  持っていた。ヴォーカルもなかなか素敵
  で、弾き語りなどもよくやっていた。 


Turibio Santos (トゥリビオ・サントス) 1943〜

パリ国際ギターコンクール優勝者だが、
  クラシックからショーロなどの民俗音楽迄
  幅広く演奏している。現在は“ヴィラ・ロボ
  ス博物館”の館長をしている。


Toquinho(トッキーニョ) 1946〜  

かつて長髪でヴィニシウスとコンビを組ん
  でいた彼も、今では禿げ上がって貫禄も
  加わり、現代ブラジル音楽界の押しも押さ
  ぬ存在になった。


Nonato Luiz(ノナート・ルイス) 1952〜

わが国ではあまり知られていないが、彼の
  母国ブラジルではギターの名手としてLP
  やCD、DVDなど次々に出している。私も
  昔一緒に飲んだ事が懐かしい。


Yamandu Costa(ヤマンドゥ・コスタ) 1980〜

現代ブラジル・ギター界のトップ・スターだ。
  顔から判断すると、どうもジプシー系ではな
  いかと思う。とにかく超絶テクニックと溢れる
  感性はギターをもう超越している。