〜今でも語り継がれる伝説のギタリスト集団〜
法政大学ギター音楽研究会は昭和49年、東京六大学で最古の伝統 を持つ法政ギタークラブを脱退した根本一夫、神尾龍太郎、増田博徳らに より新規のクラシック・ギターサークルとして発足した。 伝統ある法政ギタークラブがキャバレーのバンドのようになってしまった 結果、ギタークラブ発足当時の古典ギターを尊重し、クラシック・ギターの 独奏と重奏に中心にした本来のギタークラブの精神を復活すべく、 新たに作ったサークルであった。 当初、クラシック・ギターをやっていた根本・神尾両氏に、増田氏が個人 的に作っていたギターとは関連のない仲間たちが合流した為、技術的な ものも含め確執もあったが、新入生に思いの外大勢のギター愛好者が入り、 新たに活況を呈することになり、増田氏の尽力により学校から正式な文化 サークルとして認められることになった。 発足一年目の発表として新堀主催の「ギター合奏コンクール」へ出場した。 のち、これを第一回の定期演奏会として記録にとどめた。 そして翌、昭和50年より正式に音楽ホール(東京・電通ホール) を借り定期演奏会を行い、以後20年近くの歴史を刻むことになった。 一方、サークルがその後の部員の減少や、部室のあった家屋 の取り壊し、社会的なクラシック・ギター人口の低迷にともない 平成2年の定演を最後に、消滅したことは誠に残念である。 しかし、平成19年よりOB会を復活させる事により、再び現役生の中 からクラシック・ギターを愛する若者が誕生する事を OB会として、切に祈願するものである。 このサイトをご覧になったOBの方、もしくは現役法大生で ギターサークルを作ってみたい方はご連絡ください。
あなたは2011年2月11日の更新以来
番目の訪問者でした。
|