(2)サンバ、ボサ・ノヴァ、ギターソロ


サンバ、ボサ・ノヴァなどのブラジル系音楽の
ギターソロは極めて魅力的である。


しかし、実際ギターのソロで演奏するとなると、
中々やっかいであるのは皆さんもよくご存知の事かと思う。


よく市販のボサ・ノヴァ教本を買ってはみたものの、
コードひとつうまく出せないまま、
ほこりを かぶっているのではないでしょうか?


これには2つ理由があります。

まず、ギターそのものの音の出し方がよくわかっていない場合。

これは、おもに右手のコードを弾くときのタッチや
独特の消音がなっていない為に、
しっかりしたコード・ワークも出来ないし、
ましてやソロではメロディ、中音部、ベースまで
一人でやらなければならないのですから、
これはもう相当クラシック・ギターそのものを
弾きこなせなければとうてい無理でしょう。


もう一つは、リズム感が無いためシンコペーションなどがとれない

こちらの症状は、おもにクラシック・ギターのみやってきた方に
多く見うけられます。


どちらも、映像をみながら、きっちりした練習を積めば解消します

是非、このビデオ講座を参考にしてやってみて下さい。
そして、ギターのレパートリーを広げて下さい。


ソロをしっかり弾ければ、パーカッションやベース、
フルートなどとのセッションも可能です。


また新しいギターの魅力も発見出来るでしょう。

さあ、今からビデオをよく見て練習しましょう。


    
    
<サンバ・ボサノバ ギターソロ> 内容

第1巻=ボサ・ノヴァの名曲をギターソロで弾こう。
     
     今では世界的なジャンルとして人気を誇る「ボサ・ノヴァ」の名曲を、
     ギター一本で演奏する為の技法を、解り易く解説。ジョビンをはじめ
     ボサ・ノヴァ・スタンダードの名曲を紹介しながら学べます。


第2巻=ショーロの名曲をギターソロで弾こう。
    
     ここではブラジル伝統的な「ショーロ」を採りあげ、後のボサ・ノヴァ
     ギターに多大な影響を与えたガロートやジレルマンド・レイスなどの
     美しいギターソロを弾くためのコツを指導。

第3巻=ルイス・ボンファ奏法を学ぼう。
     
     ブラジルギターを代表するルイス・ポンファの奏法を、一通り
     学ぶ為の三回目。サンバのパーカッションをギター一本での
     出し方やスネアドラム風の弾き方などを学んでみよう。

第4巻=トッキ−ニョとタパジョスの奏法を学ぼう。
    
     ここでは、現代ブラジルのギター界を代表する大御所二人の
     演奏スタイルから、実際に彼らのオリジナル曲を参考に、その
     奏法を探ってみたい。ギターソロでは欠かす事の出来ないレパ
     ートリーだ。

第5巻=バーデン・パウエル奏法の探求 T
    
     最後の二回は、何と言ってもブラジルギターの真髄とも呼べる
     故・バーデン・パウエルのスタイルを徹底的に分析し学んでみよう。
     その独特のコードの刻みやシンコペーション奏法を迫ってみたい。 

第6巻=バーデン・パウエル奏法の探求 U
    
     最後は前回の奏法が、実際の曲の中で、どのように使われている
     か?を探りながら、練習してみたい。この講座の集大成としても、
     是非皆さんにもブラジルギターソロを楽しんで頂く為の最終回。